WEBサイトの現状を把握しよう

kaiseki

WEBサイトを改善するためには、まずWEBサイトの現状を具体的に把握しておかなければなりません。GoogleアナリティクスやGoogleSearchConsoleなどのツールを活用して効率的に現状把握するうえで意識しておきたいポイントを紹介していきます。

まず、状況の分析はアクセス解析ツールによるアクセス解析が必要です。これを通じてWEBサイトへのユーザーの流入量やユーザーがWEBページ内でどのような動きをしているか明確に把握することができなくなるため、改善のスピードが格段に速くなります。

アクセス分析によってWEBサイト内でユーザーが実際にどのような動きをしているかを、詳細データによって把握することができます。このときに確認しておきたいのは、WEBサイトに流入してから離脱するまでにユーザーがたどった経路です。ビジネス用WEBサイトの主な目的は問い合わせや、商品の購入などと言ったコンバージョンの獲得です。獲得するには設定されたコンバージョンを完了するための行動をユーザーが行わなければなりません。

問い合わせフォームや購入フォームの送信ボタンが、理想とされるユーザーの最終的な出口です。この基本的な購入経路をしっかりたどって、ユーザーの動きを把握しましょう。ユーザーの入り口から出口までの流れが想定どうりになっているか意識して確認することで、問題点をよりはっきりと把握することができるようになります。

アクセス分析によって発覚した問題の大きさをもとに優先順位をつけて、まずは優先度の高いものからスピーディーに対応するように心がけましょう。

さらにGoogleSearchConsoleを併用することで、より多角的にWEBサイトの問題点とその解決策を探っていき、WEBサイトにアクセスするために必要なリンクが何であり、必要なキーワードが何なのか知ることができます。適切なキーワード選定のための分析ができ、外部リンクの適正化を図れ、意図しないリンクから不必要なアクセスをしてくる想定外のユーザーを避けることもできるでしょう。

このような解析からサイトを改善し、より良いサイトにしていきましょう。

次回は問題点を明確に分析するポイントについてご紹介していきます。